宇宙系チャネラー ☆ルカ☆

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感情をキーワードにして真実の泉に入っていく

あなたがたの多くが誤解されている事に付いて、きちんとご説明を差し上げる事が良さそうです。
あなたがたの教育では、「人前で感情的になるのは良くない事だ」と教えられてきましたね?
人前で泣いたり、怒ったり、喜んだり、悲しんだり…
そういう感情表現をずっと押さえつけてきていらっしゃいませんか?
あなたの中にわき起こった感情を表現しないように押さえつけ、そして何もなかったかのように振る舞っていないでしょうか?
感情…
これは、非常に扱いが難しいものです
なぜなら、あなたがたのエゴは感情に振り回される事を願うから…
「感情などなければ良かった」と言わないでくださいね
感情は、本当のあなたに触れるための大切なキーワードなのです
まず、あなたがたの社会が、なぜ公の場で感情的になってはいけない、と言ったのか…
それは、「感情に振り回される姿を人前に出す事をよしとしない」ということで、決して「感情を味わわない」ということではないのです
一部社会においては、感情を出し尽くす事がよしとされています
それは、ある儀式などを通じて行われたり、お葬式のときなどに悲しみを表現し尽くすというものであったりします。
感情を表現し尽くす事で、あなたの中によどみを作る事なく、エネルギーの流れをゆるやかで清らかなものにすることができるのです。
感情に振り回されている状態というのは、その奥にある本当に望んでいる事から目をそらしている状態です。
あなたはなぜ怒ったのでしょう?
なぜ悲しいのでしょう?
なぜ嬉しいのでしょう?
なぜ喜ぶのでしょう?
例えば、ひとつの例をお出しします。
国際結婚をしたカップルが、供に生活を始めます。
妻は彼の国の料理を作る事もありますし、自分が今まで食べてきた料理を作る事もあります。
夫は、それが気に入りません。
夫は毎日、彼の国の料理を食べたいのです。
彼が働く事で家計がなりたち、食材が購入できるからそれが当たり前だと思っています。
ですから、妻が彼の国の料理を作らなかったとき、彼は怒ります。
彼が生まれ育った国の料理…祖国の料理は彼のアイデンティティーです。
彼はその料理を食べて大人になったのです。
夫は、妻が彼を愛していないと感じました。
夫は、たびたび文句を言うようになり、妻はそれが嫌で嫌で仕方なくなりました。
最後に、妻は家を出て行き、二人は離婚しました。
二人の生活は上手く行きませんでした。
なぜ、夫は怒ったのでしょうか?
怒る、という感情の奥には、何があるのでしょうか?
夫の国の料理を作ってくれる、ということは、彼に取っては愛情表現であると同時に、彼を根本から理解し、受け入れていますよ、というサインでした。
彼が育った国の料理を作るという事は、それを食べて育ってきた彼自身を認め、受け入れるということでした。
しかし、妻には妻の言い分もあります。
妻は自国の料理を夫に食べてほしかった…その理由の深いところは夫と同じです。
妻が食べてきた料理は妻のアイデンティティー。それを食べない、ということは妻にとっては自分自身を否定されているような気分になるのです。
「わかった、食べるよ」と仕方なさそうに食べるのはどういう結果を生むでしょうか?
妻にしてみれば「自分の存在を仕方なく認めてもらっている」
それは、今、目の前にいるから認めているだけであって、その存在価値が自分と同じ、もしくはそれ以上にすばらしく、腕を広げて抱きしめたいほど大事である…ということではないのです。
互いのアイデンティティーを認める事をお互いに求め続け、それを拒否されたが故に「なぜ受け入れてくれないのだ?」という怒りになる…
おわかりですね?
問題は料理ではなくて、お互いの存在価値を認め、受け入れるということなのです。
このように、生まれる感情の奥にある神聖な泉が本当は何を欲しているのか、ということを知るために感情はとてもとても大事です。
感情に振り回されると、それがわからなくなり、表面のことだけに振り回されてしまいます。
なぜ怒るのか
なぜ悲しむのか
なぜ嬉しいのか
なぜ喜ぶのか…
感情の奥に潜む本当の願望を、どうぞ知ってください。
本当の願望を知ったとき、あなたはもう感情に振り回される事なく、真実を手に入れていく事ができるでしょう。
そして、そのためには感情を味わい尽くす事が必要なのです。
表に出してはいけない、あるいは、ネガティブな感情を持ってはいけない、と思い込んで、その気持ちに蓋をしないでいただきたいのです
ゆったりとその気持ちを味わい、その奥にある宝石を見つけていただきたいのです
輝く泉の中に洗われている、本当のあなたにたどり着いていただきたいのです
それを感じるのは、時に恐ろしく感じるかもしれません
そのときはその恐怖の奥に何があるのかを感じましょう
感情はあなたに対して何もできません
感情はあなた自身ではありません
あなたからわき起こるものでありますが、本当のあなたはその奥にいるのです
あなたは、感情という名のカーテンに隠れているのです
そのカーテンの奥に隠されている美しい豊かな泉を、どうぞご自身だと信じていただきたいのです…

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