9Apr

本を読むのは好きだけれども、自分の内面をアウトプットするのは苦手だった。
20代のころは「怒り」しかなかった。
日記を書こうとしても、怒り、怒り、怒り。
怒りのエネルギーが体の中に渦巻いていた。
怒りのあまり、「書く」ことができないほどだった。
正直、ここまで怒りに支配されていたのかと驚いた。
30代になり、少々落ち着いてきたころには、脳内の思考を言語化するのに非常に苦労した。
咄嗟に文が出てこない。
自分が何を言いたいのか、メインとなるテーマはなんなのか。
まったく出てこないが故に誤魔化す。はぐらかす。
自分が何を求めているかを明確にできなかったし明確にすることが怖かった。
脳内では様々な関連のないことが走馬灯のように永遠に回り続けたり、過去に嫌だったこと、言いたかったけど言えなかったことを脳内劇場で何度となくロールプレイしたりしていた。
特に、後者においては「記憶の上書き」として当時は言えなかったことを相手に伝える、という想像を何度もして溜飲を下げたりもした。
SNSが発展して、読んだ本の感想をUPしたり、小説を書くなどしてきたことで、少しずつ文章に対する構えが取れ、柔らかくなったように思う。
アウトプットのバランスも良くなったのか、「脳内トーク」も非常に減った。
しかし、一番自分の癖が取れたのは「写経」と呼ばれる、既存の小説など好きな文章をひたすらに書き写すこと。
これをやってからセッションレポートをよく精査し、わかりやすい言葉、伝え方の順番などを熟慮するようになった。
言葉はまだまだ、成長していく。
ここから先は、言葉にエネルギーが入り、言葉に触れるだけで変化を起こしていく。
それを、実践していこうと思っている。
春だから?
4月だから?
なんとなく、書き残しておきたかった今の気持ち。
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