13May
あなたがたは、「ご自分を愛する」ということが苦手な方が大勢いらっしゃるのですね
(はい、自分を愛するといってもどうすればいいのか見当もつきません。)
体を労る事
体の声を聞く事
心を労る事
心の声を聞く事
良心に耳を傾ける事
己に嘘をつかない事…
他にも色々ありますが、もっとも大事なもののひとつとして「ご自身を敬う」ということもあげられるでしょう
(自分を敬う、ですか?)
そうです
これは、意味を混同される方も多いので気をつけて聞いていただきたいのですが
ご自身を敬う事とわがままであることは違う、ということをまず知ってください
ご自身を敬う、つまり、あなたの心と体を敬う
具体的にどういう事かと言いますと
あなたが望まないことはしなくても良い、ということです
決して「では、わがままでいいんですね」ということではないのですよ?
誤解して理解される方が本当に多く、私たちもどう説明すればきちんとご理解いただけるのか試行錯誤しております
例えば、掃除を例にあげましょう
あなたはお掃除が苦手ですね?
(はい、いつかやろう、と思ってついつい先延ばしにしてしまいます)
そうですね
お掃除は苦手だから今度にしよう、というのはご自身の心と体を敬っていない、とお感じになりませんか?
望まない事はしなくていいのだから、お掃除をしなくてもいいのではないでしょうか、と思われると思いますが、
お掃除をずっとしなかったら、あなたの心と体はどのように感じられますか?
あなたご自身が、ごみだらけ、ほこりだらけの場所で心からリラックスしてくつろげますでしょうか?
それでは、頑張ってお掃除をした後はどのようにお感じになられますか?
(気持ちがすっきりとして、とっても気持ちよいです。奇麗な部屋でお茶を飲むのは喜びです)
そうですね
それが「あなたの心と体を敬うこと」なのです
目の前のことだけを視野にいれて「望む、望まない」を決めるのはわがままですが
行動を起こした結果訪れる心と体への変化を想像したとき、「望む、望まない」はわがままと違う視点で決まってくるのです
それが、「心と体を敬う」ということなのですよ?
他の例でいうと…
あなたはお菓子が大好きですね?
(はい、毎日なにかしら甘い物を頂いてますし、お腹が空いていなくてもついついお菓子を食べてしまいます」
短い視野で見ると、お菓子を食べる事はあなたが望む事になりますが
長い視野で見ると、お菓子を食べ続ける事によってあなたの体には有害化学物質が蓄積され、高濃度のお砂糖の摂取を続ける事でインシュリンを製造できなくなり、体重が増えていき、物の味がわからなくなります
これは、あなたの心と体を敬っていますか?
(いいえ、敬っていないですね…)
これらの例でおわかりいただけるとよいのですが
(私は充分わかりました)
短期的な視野と、長期的な視野を持つ事をお薦めいたします
「体と心が望む事」というのは、決して短期的なもの見方ではないのです
長く続けたときに、体と心の両方が喜ぶ事…長期的な視野を身につけたときに、あなたがたは自然にそれを選ぶようになっています
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