23Aug
以前にFacebookに投稿した内容をこちらでもシェアします。
「弱さとは、専門家の言葉を聞かずに自分が信じたい意見だけを聞くことだ」
ふと目にした言葉だけれども、グッと来ました。
私たち一人一人の意識が現実に反映されて世界を作っている。
けれども、この世界は住む人すべての意識が関わり合っていることを忘れてはなりません。
私の周りに飢えはないですが地球のどこかで飢えがある事実は変わらず、私の周りに虐殺はないが地球のどこかで虐殺がある事実も変わりません。
私たちが住まうこの惑星は宇宙を漂っている宇宙船地球号で、地球号に乗っていること自体を忘れてしまっている人も多いです。
地球号が閉じられた空間で資源に限りがあることを知らず、足の引っ張り合いや好き嫌い、損得の感情で動いていたら宇宙船地球号はどうなってしまうのか。
地球号の中で差別や戦争があることを知りながら「私の世界には差別も戦争もない」と言うのは、地球号の中にある争いや差別を「なかったことにしている」のと同じではないでしょうか。
それは、見たくないものから目を背ける弱さでは?
意識が世界に反映される。
しかしその世界は一人きりの意識ではなく、関わる人たちの意識の影響を受け、常に変化し続ける。
常に「愛と感謝をベースに行動を」と伝えている理由はここにあります。
行動原理を変えることで意識が変わる。
恐れから行動するのか、愛と思いやりから行動するのか。
わかりやすいのは、お年寄りに席を譲る時。
「労りの気持ちから譲る」か、「周りから何か言われたら嫌だから譲る」かで、自身のエネルギーにもその場所にも相手にも発したエネルギーが伝わります。
それを知っていると反射的な反応で動くのではなく、どんなエネルギーを残したいかを「意識で変える」ことができます。
意識を変える、というのはこういうことで、この連続体によって今いる世界が作られ、影響を与え合う。
起きている事実を「私の周りでは起きていない」「私の周りにはそんなことは起きない」とするのが意識の切り替えではないのです。
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