13May
ご自身と、相対する方へ礼を尽くす、ということがご理解いただけましたでしょうか?
(はい)
それでは、次は「あなたを取り巻くあらゆるものへ礼を尽くす」ということについてお話いたします
あらゆるものへの礼、というと、生きているものだけでなく物質的な物に対しても礼を尽くす、ということを意味します
先日、お洋服を買いに行かれたときに感じられましたね?
(はい)
手に取られたお洋服を無造作に棚に返したとき、私たちはメッセージをお送りしました
そのお洋服は、確かに大量生産品であるかもしれません
安価なコスト、安価な人件費で作られ、残念ながら多くの方の好みではなかったので売れ残り、アウトレットに行き着く事になりました
ですが、そのお洋服にも
デザインをし、縫製をし、梱包してお店まで配送される、という手間がかかっているのです
原料にまで言及するならば、
どこかの国でとれた綿を誰かがほぐし、糸にし、染め、編み上げているのです
その綿を取った人たちは、どのような器具で畑を耕したり綿を採集したりしたのでしょうか?
染め粉はどのように作られたのでしょうか?
ね…
お手に取られてその商品は、一枚のお洋服でしたけれども、あなたがお手に取られるまでいったい何人の方がそのお洋服が作られる過程に携わったのでしょう?
そのお洋服には、それらの方々のエネルギーが入っているのです
ですから、どうぞ礼を尽くしていただきたいのです
お洋服だけでなく、あなたがたが日々口にするもの、肌につけるもの、洗うもの…
どんなものにだって(たとえそれが人体に非常に有害な化学物質が含まれている製品であったとしても!)多くの方の手がかかっているのです
その製品があなたの好みに沿わない、あるいは安全ではない、という理由で、その過程に携わった方々を否定しないでいただきたいのです…
今日も世界のどこかで、あなたが明日口にするかもしれない野菜を作ってくださっている方々がいらっしゃる
今日も世界のどこかで、あなたが来年着るかもしれないコートを作るために、羊の世話を一生懸命されている方がいらっしゃる
あなたがたは常に世界とつながっているのです
そして、つながっている先の方はあなたと同じ…
日々、家族のために、ご自身のために一生懸命仕事をされている方なのです
その結果である製品に、礼を尽くすということは
それがお洋服ならば棚に返すときにきちんとたたむ、とか
それが食材ならばおいしいうちに料理をする、あるいは冷凍保存する、とか
無駄にしない、ということなのです
そして、どうぞお感じになってください
食料自給率が世界で最も低いこの国で、あなたがたが三食きちんと食べられる事の奇跡を。
毎日洋服を着替えられるということがどういうことであるかを。
パソコンを通じて様々な情報を交換できる、ということを。
それができる国は、世界で半数にも満たないのだということをお感じになってください。
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コメント
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ずしっ!ときました
本当にそうおもいます
私も 最近
なにげない日常は 祈りや 思いのつみかさねの努力できていること
肌で感じていました。。。。。。。。
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reinaさん>
コメントありがとうございます。
日常の中にこそ神性があります。各個人の中に神性あるのと同じく、なかなか気づき辛いところですね。私も毎日にもっと感謝したい…(笑