宇宙系チャネラー ☆ルカ☆

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第二章 白い翼1

『今、大丈夫ですか?』
スカイプに篠崎からのチャットが入ってきた。
『はい、大丈夫です』
桂はすぐに返事を返した。
アメリカに帰った篠崎と、週に一度、チャットで色々なことを話すようになったのは、裕美のセッションルームで初めて篠崎と会ってから2ヶ月ほどしてからだった。
あの日、帰り際に全員の連絡先を渡され(特に裕美からはいつでもサポートします、夜中でも連絡ください、と念押しされた)、なんとなく定期的に連絡を取るようになった。
しかしそれも、夫の修二に怪しく思われない範囲を心がけていたので、裕美のセッションルームに足を向けるのは1-2週間に一度くらい、後はメールでのやりとりだった。
そんなときに、篠崎からアメリカにクリスタルの買い付けのために帰ることを告げられ、桂は動揺した。年末にまたミネラルショウに出展する為に日本に戻ります、と篠崎は言ったが、桂はなんとなく淋しさを感じていた。
裕美のセッションルームで4人で会い、自分の話を受け入れてもらえただけでなく、彼がクリスタルからもらった情報と酷似した内容を自分が話していた…ということで、桂は篠崎に親近感を持っていたし、何より一目会ったときに感じた、いいようのない懐かしさのような感覚…初めて会うのに「知ってる」と直観し、「やっと会えた」と思っている自分にも驚いていた。
また、篠崎の男性ならではの理性的な話し方、チャネリングの進め方、冷静さに桂は惹かれていた。
この人なら、私が何のために現実から乖離する体験を重ねているか解明出来るかもしれない…そう思い、頼りにしていたのだ。

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